日本心臓病学会誌の優秀論文賞に選ばれました

Fontan術後症例に対する酸素投与の効果を検討した論文が、日本心臓病学会誌の優秀論文賞に選ばれました。
内科的な治療というと薬物療法ばかりが取り上げられますが、酸素投与も立派な治療で安全性は極めて高いです。今後長期投与の効果検討が必要ですが、Fontan術後の長期予後改善のための一つの手段となるのではと考えています。
当日は診療のため表彰式には参加できませんでしたので、盟友である九州大学小児科の山村健一郎先生に代理出席をお願いしました。写真は山村先生に撮影していただきました。
班員を務めた先天性心疾患のカテーテル治療ガイドラインが公開されました

班員を務めたカテーテル治療のガイドラインが公開されました。
カテーテル治療でないと治療できない病気もありますが、カテーテル治療・外科治療・薬物治療それぞれのメリット・デメリットを知ったうえで、その人に最も適した治療を選択することが大切だと考えながら、日々の診療をおこなっています。
フォンタン術後の肝がんに対する肝臓移植についての論文が掲載されました

今回はフォンタン術後の肝がんに対する肝臓移植について書かせていただきました。
移植医療は簡単なものではありませんが、この問題に対する私の考えを自由に書かせていただきました。自由に書きすぎたので肝臓専門医の先生には怒られそうですが、この問題に対する熱い思いが抑えられませんでした。
この問題が解決できる日が早く来ることを心より願っています。
FALD診療の手引きが出版されました

分担執筆いたしました「FALD診療の手引き」が出版されました。
AYA世代のがんにも関連する内容となっております。
フォンタン術後にこのような問題があることを、より多くの皆様に知っていただけると幸いです。
共著者になったフォンタン関連肝臓病の論文が掲載されました

月に1回当院の肝臓外来で診療をしていただいている九州大学病院肝臓・膵臓・胆道内科の田中先生のグループとの共同研究の論文が掲載されました。
機能的単心室症に対するフォンタン術後患者さんの大きな問題であるフォンタン関連肝臓病(FALD)に関する論文です。
FALDには根本的な治療方法がない状態なので、肝癌の早期発見・早期治療のために更なる研究が必要だと思います。
共著者になった肝外門脈体循環シャントへのカテーテル治療の論文が掲載されました

門脈体循環シャントという難しい病態へのカテーテル治療について県立宮崎病院の小児科の先生に報告していただきました。
心臓が専門ですが、最近は肝臓の研究にも関わることも増えてきました。
共著者になった心房中隔欠損症へのカテーテル治療の論文が掲載されました

デバイスの工夫で心房中隔欠損症をカテーテル治療できた症例を九州大学循環器内科の先生に報告していただきました。
実現までに時間がかかりましたが、思い描いた通りうまく治療できた症例です。













